現代に甦ったビート
- 直列3気筒 660ccターボ
- 車幅 1,475mm
- 軽
売れなくても作る!それがホンダの力だ!…どこぞのキングダムハーツみたいなセリフが出てきそうだが、このご時世にミッドシップオープンクーペを軽で出すあたりに称賛を送りたい。デザインを見れば分かるがかつて販売されていたビートの面影をもつ車…というかコンセプトからして完全にビートの新型。
こんな特殊な車であってもブーメランパンツは欠かせない!マツダロードスターが自身のイメージを守るためにあえてシグネチャーグリル(マツダのファミリーフェイス)を採用しなかったのとは逆の流れ。それでもそうしたかったのだからしょうがないよね。
いかにも速そうだけどあくまで軽自動車なので間違えても加速力を期待しないように!だけど乗ると不思議で心のどこかにスポーツを感じる。スタントマンの親戚が昔「どんな車であっても自分がスポーツだと思えばスポーツカーになる♪」って言ってけどそういうことなのかもね。
NSXと違って常識的な速度域において性能を使いきることができるから、車というよりは良くできたゴーカートを運転している感じ。だからトランクが狭すぎて事実上何も積めない。箱ティッシュ2個が限界か!?まぁゴーカートだもん仕方ないよね。
使い勝手はカオスだけど雰囲気カーとしての魅力は十分!本格的なサーキット走行ではなくて日常生活の延長に刺激が欲しい人向けの車だろう。ちなみにあまりにもマニアックすぎる車だから家族がいる場合はしっかり相談してから買った方がいいかも。
こんな人におすすめ
- ビートが好きだった
- 軽自動車枠で楽しめる車が欲しい
- オープンタイプ(完全にオープンではないけど)の車に魅力を感じる